「いのちのかたち 彫刻家・木内克のまなざし」 市立博物館 28日まで(茨城・水戸)
作品を間近で鑑賞できる

 水戸市出身で、大正から昭和にかけて活躍した日本を代表する彫刻家・木内克(きのうちよし)の作品と生涯を紹介する企画展「夏休み子どもミュージアム いのちのかたち 彫刻家・木内克のまなざし」が、同市大町の市立博物館で開かれている。8月28日まで。

 木内は、1921年に渡仏し、西洋の彫刻作品に刺激を受けた。帰国後は、自由で伸びやかな人物像などが高く評価された。特に、裸婦像の制作に熱心に取り組み、モデルの形を写すだけでなく、生命そのものを表そうとした。

 展示は、裸婦像を中心にした49点。「子どもも大人も感性をくすぐられる作品がそろっている。木内克の世界を楽しんで」と、同館学芸員の中村有紀子さん。

 入場無料。月曜休館。同館☎︎029・226・6521。

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