夢に背中を押されて 工作作家辻本さん(東海)
作品を解説する辻本さん。お菓子の家(=写真中央)、水戸光圀の人形(=同左手前)など

茨城再見聞

 農業の傍らで、粘土細工と折り紙作品の制作に励む東海村東海の辻本京子さん(54)の活躍の場は、作品を発表するブログやSNS、講師として出かける地域の交流センターなどのほか、制作動画を披露する動画サイト・ユーチューブにも広がっている。動画サイトの人気の指標となる「チャンネル登録者数」は、1万人を超えている。

 3人目の子どもが幼稚園に入った十数年前、「久し振りに持てるようになった自分の時間を、充実したものにしたくなった」のが始まり。いろいろとチャレンジした末に、粘土細工に出合うと、「あれもこれも作ってみたいと夢が広がった」。

 粘土細工の近作は、高さ5㌢ほどのミニチュア人形やお菓子の家などが中心。代表作は、作り始めた当初から、水戸光圀がモチーフの人形。「茨城土産に使ってもらいたい」と辻本さん。

 折り紙づくりは本格化して1年余りだが、粘土細工と同様に夢が膨らんだ。飾り物やおもちゃなど分野は問わない。自信作はコマで、作り方はユーチューブで解説している。「みんなで作って楽しんでほしい」と期待する。

 辻本さんのホームページは、こちら

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