昆虫画家遺作展 「なつやすみ虫ずかん」 7月6日からノブズギャラリー(茨城・笠間市)
展示されるクワガタの絵

 「なつやすみ虫ずかん」(福音館書店)をはじめ、昆虫の図鑑絵本の絵を数多く描いた山形県の稲田務さんの遺作展が、7月6日から、笠間市手越のノブズギャラリーで開かれる。

 稲田さんは1949年兵庫県生まれ。97年に山形県に移住した。昨年1月に亡くなった。

 稲田さんの妻で、植物画家の今井眞利子さんは、水戸市植物公園の植物画同好会の講師を長年務めた。同ギャラリーで会の作品展を開いたことなどの縁で、今展の開催となった。

 稲田さんの昆虫の絵=写真=は、「本物を見てみたい、さわってみたいと思わせるような見事な細密画」と評された。描くときは、昆虫を写真に撮るのではなく、実際に動いている様子を見て描くことにこだわった。

 会期は7月18日まで。作品は、前期と後期に分けて一部入れ替えて約60点を展示する。「なつやすみ虫ずかん」や、遺作となったナナフシに迫った絵本の原画のほか、趣味で描いていた植物の絵なども並ぶ。「少しでも多くの人に見てもらえたら」と、今井さん。

 午前11時~午後6時(最終日は同4時まで)。7月10日は休み。同ギャラリー☎0296・71・1035。

 

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