![とっておきの 茨城せんべい特集](https://yomiuri-townnews.com/wp/wp-content/uploads/2021/02/509a7fb1c0bdd921d0853e624d04ba59.jpg)
こたつの上の主役といえば、ミカンともうひとつ、煎餅(せんべい)がある。県内各地でご当地煎餅を探したところ、この冬だけでは食べ切れないほど、盛りだくさん。
色も形も大きさもさまざまで、こたつの上は大にぎわい。
紹介リスト
【県北地区】
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- 大子 『びっくりせんべい』 松屋
【県央地区】
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- 水戸 『千両』 水戸入船堂
- 水戸 『鏡揚げ』 都炉美煎本舗
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- 笠間 『稲荷せんべい』 仲見世 丸井
【鹿行地区】
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- 鉾田 『ぬれ揚餅』 中城本店
- 行方 『本造り純手焼しそ』 榎家
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- 潮来 『炭火手焼き醤油』 にしくら
- 潮来 『健次郎焼(ハート型)』 つか本
- 潮来 『こがね揚えび入り』 山ちゃん米菓
- 鹿嶋 『発芽玄米おかき』 大川農園
県北地区
『びっくりせんべい』 松屋(大子)
![びっくりせんべい](https://yomiuri-townnews.com/wp/wp-content/uploads/2021/02/354f99638972e84faec667e300b143c9.jpg)
一辺約8~10センチ
国産うるち米で作った生地に黒ごまを交ぜ、米白絞(しらしめ)油で揚げた。油で揚げる際、倍以上に膨らむため、東北では、この種の煎餅を「ばけせんべい」とも呼ぶ。サクサクと軽い食感で、かむごとに甘みが広がる。割れやすいため、1枚ずつ手揚げ、手詰めしている。
1袋140㌘入り440円。道の駅奥久慈だいごほか、一部道の駅、農産物直売所で販売。
☎︎0295・72・2506。
県央地区
『千両』 水戸入船堂(水戸)
![千両](https://yomiuri-townnews.com/wp/wp-content/uploads/2021/02/ef72705195b6248a73a46c573e0ca1a2.jpg)
小判をイメージした大きさ
千両小判の形の炭火焼き煎餅。
型で成形するが、焼き加減などにより、一つ一つに個性がある。米粉をしっかりとついて生地にすることで、パリッとした食感と、口の中で溶ける感覚を生んだ。
ごまを交ぜた「ゴマ千両」も。1枚86円。
午前9時半~午後6時、第2・4日曜定休。☎︎029・221・4513。
『鏡揚げ』 都炉美煎(とろびせん)本舗(水戸)
![鏡揚げ](https://yomiuri-townnews.com/wp/wp-content/uploads/2021/02/c181767adbefbbc65ee7e8d000f40dc3.jpg)
国産の餅米と、うるち米で仕上げた生地を天日乾燥させてから、米油で揚げている。厳選した塩を粉末状にして味付け。硬めで、歯ごたえのある仕上がりになっている。
しょうゆ味、黒こしょう味もある。
ポット入り350㌘648円、袋入り335㌘540円。
午前9時~午後6時、無休。☎︎029・291・6688。
『稲荷せんべい』 仲見世 丸井(笠間)
![稲荷せんべい](https://yomiuri-townnews.com/wp/wp-content/uploads/2021/02/36e1dd1d899fbe4fa51ef4b789ec3ceb.jpg)
直径約11センチ
創業100余年の土産店が、店の新たな魅力づくりにと2001年から手焼き煎餅を焼き始めた。
県産コシヒカリと、理想の味を求めてたどり着いたという千葉県で醸造されるしょうゆを使用。
あえて起伏ができるように焼いた「鬼焼き」、自家ブレンドの七味を使用した「七味」、「ざらめ」もある。
稲荷せんべいは1枚150円、ほか1枚160円。
午前10時~午後4時、不定休。☎︎0296・72・0356。
鹿行地区
『ぬれ揚餅』 中城本店(鉾田)
![ぬれ揚餅](https://yomiuri-townnews.com/wp/wp-content/uploads/2021/02/fb245fc65422ededc386d903aed797b8.jpg)
長さ約6センチ
県産餅米「満月餅米」の揚げ餅を、甘辛のたれに漬けて仕上げた。原料の餅は日陰でゆっくりと乾燥させること、揚げ油には米油を使うことなどのこだわりがある。表面はしっとり、中身はサクッとした食感だ。
味は、しょうゆ、一味とうがらしの2種類。
180㌘420円。
午前8時半~午後6時半、不定休。☎︎0291・33・3044。
『本造り純手焼しそ』 榎家(行方)
![本造り純手焼しそ](https://yomiuri-townnews.com/wp/wp-content/uploads/2021/02/58fb4a578b04b494c521debac7e21766.jpg)
直径約8センチ
手焼き煎餅を地元の農家が作ったシソの葉で包んだ。タレは、しょうゆが主張し過ぎず、米の味が引き立つことを心掛けた。ほのかなシソの香りで後を引く。
1枚100円、6枚入り600円。
午前9時~午後6時、水曜定休。☎︎0291・35・2692。
『炭火手焼き醤油(しょうゆ)』 にしくら(潮来)
![炭火手焼き醤油](https://yomiuri-townnews.com/wp/wp-content/uploads/2021/02/0340b1ea95ad608e13c3d4d130290029.jpg)
直径約8センチ
50年前の創業以来、変わらない素材と製法という炭火焼の堅焼き煎餅。
米は潮来産で、醤油は千葉・銚子から仕入れる。炭も行方産を限定使用。
味は、しょうゆ、ごま、とうがらし、のりの4種類。
1枚80円、6枚入り480円、10枚入り800円。
午前7時~午後7時、無休。☎︎0299・62・2286。
『健次郎焼(ハート型)』 つか本(潮来)
![健次郎焼(ハート型)](https://yomiuri-townnews.com/wp/wp-content/uploads/2021/02/eb699e4eb25f5e3b508aea76c5479e9c.jpg)
直径約8センチ
創業40年の同店の看板商品、堅焼き「健次郎焼」をハート型に加工した。バレンタインの贈り物や結婚式の記念品などとしても喜ばれている。
潮来の米と、先代から引き継いだたれを使用。クヌギとナラの炭を使って、手焼きするのもこだわり。芯まで火が通っているため、歯ごたえが心地よい。
7枚入り540円。
午前9時~なくなり次第終了。日、火曜定休。☎︎0299・66・0690。
『こがね揚えび入り』 山ちゃん米菓(潮来)
![こがね揚えび入り](https://yomiuri-townnews.com/wp/wp-content/uploads/2021/02/dbec659cd8985a6b470062f17b4a0a90.jpg)
長さ約6・5センチ
家族経営の店。餅米を蒸す工程から煎餅の袋詰めまで、一貫した手作業で仕上げる。
種類は、「えび」、ヒジキ入りの「磯の風」など5種。各432円。同店のほか、ジャパンミートジョイフル本田 ニューポートひたちなか店でも関連商品を販売。
午前9時~午後4時、土・日曜、祝日定休。☎︎0299・87・4111。
『発芽玄米おかき』 大川農園(鹿嶋)
![発芽玄米おかき](https://yomiuri-townnews.com/wp/wp-content/uploads/2021/02/2409b889e98408388cef8ce10f505acb.jpg)
長さ約4センチ
米農家が作った発芽玄米の黒米入りおかき。
素材は自家栽培。餅米を発芽させてから加工してあるため、栄養価が高く味わい深い。
「平成27年度県農産加工品コンクール」奨励受賞。
120㌘入り310円。JAしおさい鹿嶋農産物直売所などで販売。
☎︎0299・82・4037。