白砂青松満喫ウオーク 鹿島灘海浜公園(茨城・鉾田)
松林の中に延びる「ボードウオーク」

緑の季節

 鉾田市大竹の鹿島灘海浜公園内に設置されている木道「ボードウオーク」は、同公園の自慢の施設。海岸線に広がる松林の中に延びていて、白砂青松の景観を満喫しながら、ウオーキングが楽しめる。

 長さ約1000㍍。途中では、松の木がトンネルをつくっていたり、視界が開けて潮風が吹き抜けたり。この時期は、松が、やわらかい緑色の新芽を伸ばしている様子が見られる。茶色に変化する前の緑色をした松ぼっくりも多い。

 ボードウオークの中間点にある「ピクニック広場」は、松林が途切れて、緑の芝生が一面に広がっている。牛やヒツジの石像があり、放牧されているかのよう。一緒に芝生に座って、のんびりと過ごす人も多い。

 ウオーキングをしていた市内の加藤光司さん(78)は、ボードウオークを含めて、園内を毎日2㌔ほど歩いているという。「美しい海岸線を毎日散歩できるのは、ここの近くに住んでいる特権だね」と、笑顔。

 公園内の芝生の広場で、子どもたちとよく遊ぶという市内の横田香さん(34)は、「バドミントンをしたり、お弁当を持ってきてピクニックをしたり。気持ちのいい場所です」

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