ガラス造形黎明期の70点 県陶芸美術館 藤田喬平ほかの作品(茨城・笠間市)
ハーヴェイ・K・リトルトン ブルー・スプレー 1988年 セキショウコレクション

  ガラス造形表現の黎明(れいめい)期をリードした作家たちの作品を紹介する企画展「グラスアート・ライジング 藤田喬平、リトルトン、リベンスキーと世界の作家」が、笠間市笠間の県陶芸美術館で開かれている。

 ハーヴェイ・K・リトルトン、藤田喬平など、国内外の23人の約70点を展示する。

 ガラスを用いた作品は、1960年代以降、素材の可能性を追求する世界の作家によって多様な表現が生み出された。

 また、ボヘミアのガラス工房「レッツ工房」の作品28点も展示。同工房は、表面が虹色に輝く装飾を施した作品で世界的な注目を集めた。

 展示作品は、県内に本社がある関彰商事のコレクション。今展は同社の特別協力で開いている。

 関連企画は、ガラス作家の高橋禎彦(よしひこ)さんと、県陶芸美術館館館長の金子賢治さんのクロストーク「グラスアート・ライジング」(2月11日午後1時半、予約優先、定員90人)など。

 会期は4月7日まで。観覧料一般840円、70歳以上420円など。月曜休館(1月8日、2月12日は開館し、1月9日、2月13日は休館)。同館☎0296・70・0011。

 

 

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう