北茨城で出土のサメの歯展示 市歴史民俗資料館
サメの歯を指す同館職員

 北茨城市内で発掘された海洋生物の化石を紹介する企画展「北茨城出土の化石 クジラとサメ」が、同市磯原町磯原の市歴史民俗資料館で開かれている。来年1月17日まで。

 今展の目玉は、2007年に同市大津町五浦の六角堂付近の岸壁から出土した巨大ザメ「メガロドン」の歯の化石5点。サメは体長10~12㍍と推定されている。歯をもとに、あご全体を復元した高さ約1・2㍍、幅約1・7㍍の模型も展示されている。

 長浜海岸で出土したクジラの肩甲骨も見どころ。同館は、「太古の海を泳ぎまわっていた、サメやクジラを思い描いてもらえれば」と話している。

 大人320円、高大生100円、中学生以下無料。月曜、12月28日~来年1月1日、12日休館。1月11日は開館。同館☎︎0293・43・4160。

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