深作農園が内閣総理大臣賞  ICT活用、労働環境整備などが評価(茨城・鉾田)
大井川知事(右)を表敬訪問した深作勝己社長(中央)と妻のあゆみさん

 本年度の農林水産祭で内閣総理大臣賞(多角化経営部門)に選ばれた鉾田市の「農業法人 深作農園」の深作勝己社長らがこのほど、県庁の大井川和彦知事を表敬訪問した。

 農林水産祭は、農林水産業者の経営発展の意欲を高めることなどを目的に、1962年から続いている国民的な祭典。主催は、農林水産省など。

 今回は、2021年7月から1年間の農林水産祭参加表彰行事で、農林水産大臣賞を受賞した392点が審査対象になった。

 同農園は、メロン、イチゴなどの生産、販売と、生産物を使った菓子などの販売を行っている。審査では、ICT(情報通信技術)を活用した取り組みや、女性従業員がいきいきと働ける職場環境づくりが高く評価された。

 報告を受けた大井川知事は、「県内の農家の憧れの対象として、今後も努力を続けてほしい」と話し、深作社長は、「深作家は6代続く農家。先祖から守り継いできた土地と、現在のスタッフらの協力があって受賞ができた。今後も挑戦を続けていく」と約束した。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう