風物詩支えた機材寄贈 スターライトファンタジー実行委員会
西連寺さん(写真左)と、山口さん

 かつて水戸市の冬の風物詩だった水戸芸術館のライトアップなどを実施してきた市民団体「アートタワーみとスターライトファンタジー実行委員会」の元メンバー有志はこのほど、ライトアップで使用していた投光器などの電飾機材を、水戸市緑町の県立歴史館に寄贈した。

 内容は、LED投光器3台、LEDテープ球、トナカイやサンタのイルミネーションなど。同館は、今後の「歴史館いちょうまつり」のライトアップなどで使用するという。

 水戸芸術館のライトアップは、1996年から20年間、周辺の街路樹のライトアップと合わせて行われた。2016年に同団体が解散した後は、有志が、機材を保管していたという。

 同館での贈呈式で、有志副代表の西連寺節子さん(70)は、「電飾機材が、もう一度役に立つと思うとうれしい」と話し、同館館長の山口やちゑさんは、「いちょうまつりを一層魅力的なものにするためのツールとして、活用していきたい」と話していた。

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