イオンに新空間オープン ミニ図書館、レストランなどそろう(茨城・東海)
山田村長(右から2人目)らが出席したテープカット

 東海村舟石川駅東のイオン東海店1階にこのほど、レストランとミニ図書館、ケーブルテレビ局のブースで構成する新空間がオープンした。「みんなで連携して、村の新たなコミュニティーが生まれる場にしたい」と、同店店長の星野香織さん。

 場所は、同店のフードコート内。3日に行われたオープンセレモニーには、山田修村長らが出席してテープカットが行われた。

 ミニ図書館「amis(アミィ)文庫」は、「1箱本棚オーナー制度」という方法で運営する民間図書館。オーナーは月1000円で本棚の1つを借りて、好きな本を展示できる。利用者は、自由に本を読んだり、借りたりできる(貸し出しの開始は来年4月の予定)。同図書館の運営には村も協力している。

 「CasualDining Ebi(カジュアルダイニングエビ)」は、シェフでパティシエの海老澤正樹さんが水戸市で4年間営業していた店を移転したダイニングバー。パスタをメインに、昼はランチを、夜はバーとして、ワインや単品料理もそろえる。

 ケーブルテレビ局のブースは、日立市に本社がある「JWAY(ジェイウェイ)」が運営。地域情報中心の同社の番組の視聴などができる。

 ミニ図書館とレストランは、同村の一般社団法人「ラフェット・デラーブル」が運営する。同法人は、子育て世代の支援を目的としたコミュニティースペースの提供が事業の柱。「今後はここで、イベントも企画して、楽しい空間にしていきたい」と、同法人の切敷明彦さん。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう