ツバビエ?! 写真店主の意欲作
綿引さんと自作のオリジナルアマビエ

 常陸大宮市南町の「ワタヒキ写真館」の店主、綿引邦雄さん(76)はこのほど、身近で撮影した写真を合成して、オリジナルアマビエのポスターを制作、店頭に展示した。

 アマビエは疫病よけの伝説がある妖怪で、新型コロナウイルスの感染が広まる中で注目を集めた。

 オリジナルアマビエの頭部は、店によく来るというツバメの顔を配置。女性の髪型のワンレングスのように両脇に下がる毛はツバメの翼で表現。うろこ模様の体には、赤いこいのぼりをあてた。「イラストのアマビエは見たことがあったけれど、写真はなかったから作ってみた」と綿引さん。

 ほかにも、店内につり下げた飛沫(ひまつ)よけのビニールシートに、マジックで大きくアマビエを描いたり、オリジナルアマビエマスクやTシャツを作るなど、楽しみながら感染予防を喚起している。「店の前を通った学生や子どもが、足を止めて見てくれることも多いよ」と綿引さん。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう