【ひと足早く 桜巡り】穴場のカフェで楽しむスタジアムの桜・鹿嶋(茨城・鹿嶋市)
桜とスタジアムの競演。昨年4月に撮影(鹿嶋市提供)

《見頃は例年3月下旬》

  鹿嶋市神向寺のカシマサッカースタジアム周辺と卜伝の郷公園に咲く桜は、同スタジアムでサッカーW杯が行われたことを記念して2003年に植えられたもの。それから20年余りを経た今、それぞれの桜はたくましく育ち、周辺は、桜の名所として知られるようになった。3月下旬に見ごろを迎える見込みだ。

 桜の多くはソメイヨシノで、数は約1000本。満開の時期の桜は、車で国道51号を通るだけで目に入る。

 おすすめは、車を止めてスタジアムの反対側にある鹿島サッカースタジアム駅周辺まで歩くこと。駅に近づくと、行き交う車の喧騒が消えて、桜の花と共に、のんびり過ごすことができる。

 カフェ「くるりん森」は、そんな場所にある。2022年にオープンした多機能型事業所の一角。同事業所の開所の目的は、子どもたちの発育支援。カフェは、だれでも利用できる。

 同事業所は、スタジアムわきの雑木林を整備して建てられた。結果として、スタジアムも、スタジアムの桜も、同事業所の庭先にあるというような状態。それらは、カフェの庭からも、窓からも眺めることができる。

 スタジアム駅からスタジアムまでの道は、地元の人が利用することは少ない。だから、「私自身、こんなすてきな場所があったのかと驚いた」とは、同市在住の店長、宮本紋菜さん(36)。常連の木滝倫子さん(33)も「ここは四季折々に楽しいけど、春はもう、とっておきの場所になる」と話した。

 同店の営業は火・水・木曜とイベントの開催日など。3月23日は、花見イベントを予定している。人気シェフが調理した花見弁当を楽しみながら、桜を見上げるもの。弁当は1500円前後の予定で、数量限定。問い合わせは同店☎0299・94・8671。

 

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