勝手に「本屋大賞」 県立図書館でコーナーを展開中(茨城・水戸市)
「ぜひ投票を」と、鈴木さん

 水戸市三の丸の県立図書館は、企画展示「本屋大賞2023 勝手に大投票!」を行っている。

 「本屋大賞」は、全国の書店員が最も売りたい本を投票で選ぶ賞。今年で20回目で、現在は候補の10作品が発表されている。4月12日に受賞作が発表される。同企画展示は、同大賞の発表に向けて、同館の利用者らで“勝手に”盛り上がろうというもの。

 展示場には、大賞候補の10作品を展示(現在は全作品とも貸し出し中)するほか、利用者が、候補作品の中の“推し”を宣言するコーナー「県立図書館で選ぶ本屋大賞」もある。同コーナーでは、推しの本の欄にシールを貼る用紙があったり、推しの本に関するコメントを残したりできる。

 「本屋大賞の本は、図書館の利用者からの人気が高い。投票したり、ほかの人の推薦文を読んだりして、みんなで楽しめたら」と、企画した同館の鈴木智子さん。

 第1回からの大賞受賞本や、大賞候補となった作品など約100冊も展示している(貸し出し中の場合あり)。展示は、5月2日まで。

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