文化財を特別公開「集中曝涼」 市内の寺などで12・13日(茨城・常陸大宮)
南無仏太子像(常陸大宮市歴史民俗資料館蔵)

 常陸大宮市の各所にある文化財を、虫干しを兼ねて特別に公開する「集中曝涼(ばくりょう)」が11月12、13日、同市内6か所で行われる。普段見ることができない貴重な仏像や土器などが公開される。

 開催は3年ぶり。公開場所は、阿弥陀院(同市国長)、善徳寺(同市鷲子)、甲神社(同市下町)、高部宿岡山家(同市高部、入場料500円)、市歴史民俗資料館(同市中富町)、市文書館(同市北塩子)。

 高部宿岡山家では、明治中期に建てられた造り酒屋の座敷棟と、同建物の庭「養浩園(ようこうえん)」(広さ3000平方㍍)が公開される。座敷棟は、6月に国の有形文化財に登録された。養浩園は6月に、国登録記念物(名勝地関係)に登録される見通しになった。

 時間は午前10時~午後3時。雨天時は、一部公開が制限される。公開場所と文化財を紹介したマップがあり、公開場所で配布。缶バッジなどがプレゼントされるスタンプラリーも行う。詳細は、同市ホームページに掲載。

 問い合わせは、同市教育委員会文化スポーツ課☎︎0295・52・1111(前日まで)。

 同市ホームページは、こちら

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