茨城ロボッツ2020-2021 最後の20分 勝利を信じて、走り続けた
間隙を縫うようにドリブルする福沢選手

 男子プロバスケットボールBリーグ2部(B2)茨城ロボッツは5月24日、敵地で行われたプレーオフ(PO)決勝第3戦で群馬クレインサンダーズに75対98で敗れ、B2優勝を逃した。
 PO決勝進出時点で、来期からのB1昇格は確定していたが、選手を含めた誰もが、B2を制しての昇格を願っていた。

 群馬は今季、リーグ戦の勝率が9割を超えた上、ホームゲームでは無敗と、リーグ史上に残る強さを記録した。
 PO決勝は3試合制で、先に2勝した方が優勝だった。第1戦は群馬が序盤からリードを広げて、試合を決めた。第2戦、負けたら敗退のロボッツは、闘志をむき出しにした。試合終了1分前までもつれる接戦を制したのはロボッツだった。
 最終戦。群馬は序盤から得点を重ねた。前半終了時のスコアは、30対49で群馬リード。平日のせいもあり、会場の大部分を占めた群馬ブースターは大盛り上がりだった。
 その後の、後半戦の20分間。一瞬たりとも気持ちを切らすことなく、次の得点を狙ったロボッツの選手たちを、写真で振り返る。

 

感情をむき出しにして指示を送った平尾充庸キャプテン 平尾選手の視線がリングを捉えた高橋祐二選手の素早いドリブル。相手選手は腕をつかん
宙に舞い上がるように高橋選手がシュートボールをはじかれたマーク・トラソリーニ選手が顔をゆがませた
小林大祐選手が自ら切り込んだ小林選手が勢いを止めずにゴールを狙った真っ直ぐに相手を見つめる鶴巻啓太選手
冷静に、冷静に相手と向き合う中村功平選手「打たせてたまるか!」。飛び上がった中村選手はじかれたボールに手を伸ばすチェハーレス・タプスコット選手幾度も幾度も切り込んだタプスコット選手雄たけびを上げながらシュートしたタプスコット選手勝利を信じて指示を出したリチャード・グレスマンヘッドコーチ「入れ!」と祈るようなアブドゥーラ・クウソー選手厳しいディフェンスに顔をゆがめながらも突破した福沢晃平選手敵の懐を潜り抜ける福澤選手福沢選手の照準器がリングを捉えた!リバウンドをがっしりとつかんだ遥天翼選手
訴える小寺ハミルトンゲイリー選手真庭城聖選手は決してあきらめない目を見開いてスリーポイントシュートを放った真庭選手互いをたたえ合った選手たち

 

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