五輪選手が“かけっこ”指導 700人参加し「プレースポーツみと」
子どもたちを追いかけて走る飯塚選手

 プロスポーツ選手などが講師を務めるスポーツの体験教室「プレースポーツみと2020」(水戸市スポーツ振興協会主催)がこのほど、同市見川町の市総合運動公園で開かれた。野球、サッカー、陸上競技、バスケットボールなど9種目の教室に計約700人が参加、心地よい汗を流した。

 陸上競技の教室の講師は、リオ五輪4×100㍍リレー銀メダリストの飯塚翔太選手(29)、110㍍ハードルで2019年の世界選手権に出場した金井大旺選手(25)、笠間市出身で、砲丸投げの日本記録保持者中村太地選手(27)。3人ともミズノトラッククラブ所属だ。

 参加したのは小学1、2年生と親19組と、同3~6年生34人。

 3選手は、それぞれの得意種目を担当。飯塚選手は、自身が鬼となって鬼ごっこをしたり、ミニハードルを使った練習方法を実演し、「自分が楽しめる練習方法を見つけてチャレンジして」とアドバイス。終始子どもたちと一緒になって飛んだり走ったり。「自分が一番楽しかった」と笑顔だった。

 参加した大津友愛さん(内原小1年)は、「飯塚選手は走るのがとっても速くて、かっこよかった」と話し、姉の芽愛さん(同小4年)は、「走るのは好き。リズムに乗って走るといいと教わった」と喜んでいた。

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