偕楽園の孟宗竹林 30日は立ち入り禁止エリアを開放(茨城・水戸市)
緑色が美しい偕楽園の孟宗竹林。歴史は江戸時代にさかのぼる

 水戸市の偕楽園で9月30日、普段は中に入ることができない孟宗竹林の一部を特別に開放する「竹林散歩」が開かれる。同園公園センター主催。

 同日、同園で開かれるイベント「中秋の名月鑑賞会~月夜のピクニック~」(水戸観光コンベンション協会主催)の開催に合わせて企画した。

 同竹林は、約1000本のモウソウチクからなり、広さは3800平方メートル。同園のモウソウチクは、江戸時代の開園当初、弓の材料にするために植えられたもの。京都の嵯峨、八幡から取り寄せた記録が残る。現在の竹林は、5年生の竹を伐採して景観を保つなど、計画的に管理している。

 竹林散歩の開催時間は、午後3時~同8時(最終受付午後7時半)。浴衣などの和装での参加者には、竹林内のフォトスポットで写真撮影と、写真のプレゼントがある。当日、SNSで「♯偕楽園」「♯いばらきの公園」をつけて投稿した人先着50人に、ノベルティグッズをプレゼントする。

 竹林散歩は、雨天時は10月1日に順延。問い合わせは、同センター☎029・244・5454。

 

 

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