カブト虫の里 7月16日オープン 折橋町の森(茨城・常陸太田)
クヌギやナラの木が茂る「カブト虫の里」の前で、メンバーら

茨城再見聞

 常陸太田市折橋町の森の中でカブトムシやクワガタムシの虫取りや観察が楽しめる催し「カブト虫の里」が、今年も7月16日から行われる。運営するのは、地元の男性たち6人のグループ。子どもたちに元気に走り回ってもらおうと、森を整備したり、道案内の看板を立てたりと、準備に励んでいる。

 開催は11回目。2012年から5年ほど、東日本大震災の東北の被災地の子どもたちに、幼虫から育てたカブトムシを届ける活動を行った後、地元の子どもたちも喜ばせようと、地元の森に目を向けた。「大自然の中で思いっきり遊んで、夏休みの楽しい思い出を作ってもらえたらうれしい」とは、代表の弓野征司さん(78)。

 開催日は、8月11日までの土・日曜、祝日の10日間限定。参加の2日前までに電話予約が必要。入場料大人300円、子ども200円。虫取り体験は、1200円(1人2匹まで、虫かごなど飼育セット付き)。川でヤマメのつかみ取りやバーベキューもできる(どちらも料金は別途)。予約は、弓野さん☎︎080・1202・4242へ。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう