縄文の魅力伝える特別展 水戸・県立歴史館
土器を鑑賞する来場者

 水戸市緑町の県立歴史館は、特別展「Jomon Period−縄文の美と技、成熟する社会」を開いている。11月29日まで。

 展示は、県内外から出土した土器や装身具など約150点。土器の造形などから、当時の技術力の高さを伝える「第1章 造形美と匠の技」など5つのテーマに分けて展示。前・後期で展示の入れ替えあり。

 来場していた水戸市下国井町の印南春子さん(77)は、「土器の文様や造形など、重厚な様子が素晴らしい」と話していた。

 同館学芸員の小川貴行さんは、「縄文時代は発展の遅れた社会と想像されがち。新たな社会像をイメージするきっかけになれば」と話す。展示に関連した講演会も開催(詳細は、同館ホームページに掲載)。

 午前9時半~午後5時(入館は同4時半まで)。11月7、8、13日は午後8時まで開館。月曜休館(祝日の場合は開館し、翌日休み)。入館料一般610円、大学生320円、70歳以上300円。11月13日は入館無料。同館☎︎029・225・4425。

 同館ホームページは、こちら

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