「欲しいがみつかる・うつわ展」 県陶芸美術館で17日~ 笠間と益子の作家74人が出展(茨城・笠間)
丘上八雲T-pot#236 2022年 グラハム・マクアリスタ 塩釉ピッチャー2017年 小林耶摩人 カップ&ソーサー 2021年 佐々木恒子 鉢Low M 2022年 西村峰子 土瓶 2022年 船串篤司 Plate silver 2020年 阿久津雅土 ソーダ釉コーヒーカップ 2022年 AyakaTabala 水のように 2022年 伊藤丈浩 軟陶長角皿 2021年 キマノ陶器 柿点打ちピッチャー 2022年

 笠間市と、栃木・益子町を拠点に活動する陶芸作家74人の作品を紹介する企画展「笠間焼250年記念 欲しいがみつかる・うつわ展Ⅱ―笠間と益子―」が9月17日から、笠間市笠間の県陶芸美術館で開かれる。

 両市の伝統的な焼き物文化や歴史は2020年、日本遺産「かさましこ~兄弟産地が紡ぐ焼き物語~」として認定された。多様な個性を許容する焼き物の産地として注目されているが、個人作家の器は少量生産のため、作家の手元に残ることが少なく、美術館では紹介されづらいという。今展は、そんな個人作家の器に焦点を当て、両産地の今を紹介する。

 出展作家の器を集めたカフェを限定オープンする(要事前予約)などの関連行事あり。詳細は同館ホームページに掲載している。

 会期は12月11日まで。観覧料一般730円、70歳以上360円ほか。月曜と9月20日、10月11日は休館(9月19日、10月10日は開館)。同館☎︎0296・70・0011。

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