高校生が茶摘み体験 ルネサンス高生が左貫で(茨城・大子町)
刈り取り機を使って、協力して作業した

 茶の栽培に取り組んでいる大子町町付の通信制高校・ルネサンス高校の生徒と教諭らがこのほど、同町左貫の茶畑で茶摘みをした。茶摘みは3年目で、今年は昨年より多い約140kgを収穫した。

 同町は茶の産地。茶の栽培は、地域交流や、町の文化にふれることを目的に、課外活動の一つとして取り組んでいる。茶畑は、町の所有地を借りたもので、広さ約20アール。

 長く休耕していたため、シノなどが伸びてやぶになっていたが、茶畑の近くにある奥久慈茶の里公園などに協力を得て、地道に整備を続け、一昨年から茶摘みができるようになった。

 2年生の遠藤美空さん(16)は、茶摘みは初挑戦。斜面での作業や、刈り取り機の扱い方に苦労しながらも、「祖母がお茶が好きなので、おいしいお茶をプレゼントしたい」と、笑顔だった。

 なお、収穫した茶葉は製茶して、「ルネサンス高校の奥久慈茶」として商品化している。6月17日には、栃木県大田原市の道の駅那須与一の郷で販売会を開催。町内では、6月中旬以降に奥久慈茶の里公園などで販売する。

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