若手農家らの逸品市 涸沼自然公園で28日 「HAERUマーケット」(茨城・茨城町)
自宅の田んぼで、マーケットのチラシを持つ斉藤さん

 茨城町の若手農家が仲間たちと開くマルシェ「HAERU(はえる)マーケット」が8月28日午前10時~午後3時、茨城町中石崎の涸沼自然公園せせらぎ広場で開かれる。

 出店は、カボチャや長ネギなどの野菜や有機栽培の米農家のほか、パン店、カフェ、焼き菓子店、雑貨店など10店。「こだわりを持ってものづくりをしている人たちばかり。出店者との会話も楽しんでもらえたら」と、主催する農家の1人、斉藤卓也さん(37)。

 開催は11回目。同マーケットは、斉藤さんと、萩谷展研(ひろあき)さん(37)ら農家3人で、「お客さんと直接話せる場をつくりたい」「この地で育ち、根付いてきたものや人、思いを次代に伝えたい」などの思いから、2017年にスタート。

 会場は当初、町内の廃校になった小学校を借りていた。子どもたちの元気な声を、地域に少しでも取り戻そうとの思いからだったが、コロナ禍で、屋内での開催が困難になり、昨年から涸沼自然公園で開催している。

 「この町の空の広さや、ゆったりした空気も味わってもらえたら」と、斉藤さん。

 荒天時は中止。問い合わせは、事務局☎︎029・240・8416。

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