那珂市門部の農業、会沢有紀さん(37)の畑で、トウモロコシの収穫作業が最盛期を迎えている。
起床は毎朝3時。薄暗い中で作業を開始する。収穫量は、1日に700~1000本。8月までは、このペースが続くという。
朝採りにこだわるのは、甘みに影響するから。トウモロコシの甘さは夜間に生成されるという研究があるという。
栽培品種は、甘さが特徴の「おおもの」、甘く皮が柔らかい「味来」、生でも食べられる「芳野スイート」など。
「連日の早起きはきついけれど、おいしいの一言が、モチベーションにつながる」と会沢さん。
会沢さんのトウモロコシは、同市芳野の農産物直売所「ふれいあいファーム芳野」などで販売。「芳野スイート」は、同直売所のプライベートブランド。