笠間の栗のおいしさを凝縮 お菓子の店くりーむの「笠間のモンブラン」(茨城・笠間市)
インパクトのある大粒栗の「笠間のモンブラン」


 笠間市東平の「お菓子の店くりーむ」が販売するモンブランの名前は、「笠間のモンブラン」(864円)。地域を代表する気概を感じさせる。

 「笠間のパティシエが、笠間の栗のおいしさを広めようと工夫を重ねたケーキ」とは、同店のオーナーパティシエの伊藤修二さん(61)。使用する栗はすべて、笠間産。

 頂点に置かれた渋皮煮は、直径約5cm。ケーキ全体を見ると不釣り合いなほど大きい。使用しているのは、「笠間産大粒栗」の名前で流通する大粒タイプ。伊藤さんは、「農産物は大きすぎると大味になるといわれるけれど、この栗は違う。栗の魅力を凝縮しつつ大きくなっている」と話す。

 モンブランの味の決め手の一つの栗ペーストは、今季から自家製品を使用。店舗内に加工施設を新設した。原料の栗を厳選するため、雑味やにごりがない。緑がかっているのは、新鮮で風味が残っている証拠。

 同店は、オープンして26年。オープン当時、笠間市や周辺が栗の産地であるというイメージは薄く、同店のモンブランも、他県産栗で仕上げていた。

 2007年、同市の岩間地区の人たちが旗を振って始まった「新栗まつり」に関わるようになって、「地元産栗の質の高さに驚いた。それ以来、いまも研究を重ねている」と伊藤さん。

 

 〈店情報〉 笠間市東平1の9の13。☎0296・77・9918。水曜定休(祝日の場合は翌日)。

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