市民団体「三鉄ものがたり」 まちづくり活動で表彰(茨城・ひたちなか市)
ひたちなか開運鐡(てつ)道神社に集まったメンバーたち

 ひたちなか市の海浜鉄道湊線を核にして、町おこしを行う市民団体「三鉄ものがたり」(佐藤久彰代表)がこのほど、国土交通省の令和5年度まちづくりアワード功労部門を受賞した。同鉄道阿字ケ浦で表彰式が行われた=写真。

 同団体は2015年に発足。団体名にある「三鉄」は、「鉄道に乗ること」「鉄道模型を楽しむこと」「ご当地グルメの那珂湊やきそばの鉄板を楽しむこと」に含まれる3つの「鉄」を意味している。

 空き店舗に鉄道模型を設置したり、那珂湊やきそばをテーマにした街歩きイベントを開催したりなど、特徴ある活動を重ねてきた。21年には、引退した車輌を御神体とした「ひたちなか開運鐡(てつ)道神社」を建立した。

 代表の佐藤さんは、「表彰は大変光栄なこと。これからも、さまざまな仕掛けで、街を活性化していきたい」と意気込む。

 

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