ネイルケアで心の看護 現役看護師の番場さんが一念発起(茨城・水戸)
「『介護美容』をもっと広く知ってほしい」と、番場さん

 水戸市の看護師、番場千春さん(51)はこのほど、介護施設などを訪問して、ネイルケアをする事業を始めた。

 内容は、爪切りをして、好きな色のマニキュアを塗るもので、1人30分程度。「高齢を理由にせず、おしゃれを楽しんでほしい。ワクワクのお手伝いができたら」と、番場さん。

 番場さんは、看護師歴30年。ネイルケアに興味を持ったのは、デイサービス施設に勤務した時の経験がきっかけ。ちょっとした空き時間に、自分も好きだったマニキュアを施すことを思いついた。「農家の手だから」などと遠慮する人もいたが、きれいに仕上がると、表情がぱっと明るくなった。「きれいだね」などと、周囲との会話も広がった。

 その後は、また病院勤務の仕事に戻ったが、「あの笑顔が忘れられなくて」と、番場さん。

 昨年、高齢者にネイルケアやメイクを提供できる介護職を育てるスクールが東京にあることを知り、半年間通った。

 「きれいでいたい、すてきでいたいという気持ちが、いくつになっても前向きになる力になることを実感しました」。「介護美容」をもっと広く知ってもらおうと、ボランティアではなく、仕事としてやっていこうと決意した。

 マニキュアを塗ったり、乾かしたりする時間は、看護師の経験を生かして、気軽な健康相談も受けたいと思っている。「手が触れ合うことで、お互いの温もりも感じられる。私もほっとします」と、番場さん。

 時間や料金は、訪問する施設と相談して決める。問い合わせは、番場さんのメール(ccc_0118@icloud.com)か、インスタグラム(番場さんの名前で検索)から。

 番場さんのインスタグラムは、こちら

 

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