恩返しの書道パフォーマンス 玉造中で卒業生ら(茨城・行方市)
迫力満点の書道パフォーマンス

 行方市玉造甲の市立玉造中学校(山野稔校長)でこのほど、水戸葵陵高校書道部による書道パフォーマンスが披露され、同中の1、2年生が迫力ある演技を楽しんだ。

 パフォーマンスの披露は、同中の卒業生で、同部部長の中島月音さん(17)が温めていた思いがきっかけ。「今の自分を育ててくれた中学校に、何か恩返しをしたかった」と中島さん。同中に気持ちを打ち明けて実現した。

 披露は6分間。作品のテーマは「世界平和」。中島さんらは11人で、縦4㍍、横6㍍の紙に、「地球」「私達は平和への光となる」などの文字を力強く書いた。

 中島さんは「書道パフォーマンスの魅力も感じてもらえたらうれしい」と、笑顔。玉造中2年の羽成咲良さんは、「白紙からみんなで作品を作り上げる様子を目の前で見て、胸に迫るものがありました」と話していた。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう