「浴衣でビアガーデン2020」開幕 JR水戸駅南口ペデストリアンデッキに笑顔がそろう
開幕直後の会場

 水戸の食や酒を夏祭りムードとともに楽しもうというイベント「浴衣でビアガーデン2020」がきょう、JR水戸駅南口ペデストリアンデッキで開幕した。10日まで。

 水戸市の酒蔵、明利酒類と吉久保酒造の酒が「杯売り」されるほか、地元飲食店の屋台の出店、ステージイベントもある。会場には、テーブル席が並ぶ。浴衣姿の来場者には、プレゼントが贈られる。主催は、「水戸の土産でおもてなし実行委員会」。

 開催にあたっては、スタッフのマスク着用を義務づけるなど新型コロナウイルスの感染防止策を徹底した。

 出店者の1人、大洗町桜道の居酒屋「朝日堂」の店主・平戸孝二さんは、イベント出店時の名物という巨大焼き鳥を香ばしい煙をあげながら調理していた。1本あたり300㌘を超える量の鶏モモ肉を使用するという。「採算なんて考えていません。お祭りですから」と笑った。

朝日堂の平戸さん

焼き鳥を焼く朝日堂の平戸さん

 

 食のイベントを巡るのが大好きという来場者、小美玉市の齋藤友幸さんは、水戸市の居酒屋「酒趣」が提供する「メロンまるごとクリームソーダ」に喉をならしていた。「メロンまるごとクリームソーダは、ひたちなか市のロックインジャパンの名物でもある。ロックインジャパンが中止になって困っていると聞いたので、駆けつけた」と話した。

メロンまるごとクリームソーダを持つ齋藤さん

メロンまるごとクリームソーダを持つ齋藤さん

 

 水戸市の西村理津子さんは、浴衣を着て来場した。「夏は浴衣が着たくなるもの。多くのお祭りが中止になってしまったのでいい機会をいただきました」と西村さん。

浴衣を着て来場した西村さん

浴衣を着て来場した西村さん

 

 実行委員長の吉久保博之さんは、「始まったばかりなのに、たくさんの笑顔に出会えた。あす以降も楽しみ」と話していた。

実行委員長の吉久保さん

実行委員長の吉久保さん

 開催時間は、午前11時~午後9時(10日は午後7時まで)。

 

 主な出店店舗は次の通り。亀印製菓、明利酒類、吉久保酒造、水戸観光協会、朝日堂、カジマ、カフェ・ダイナー・ケイ、くずし和食高山、酒趣、ビストロエンドウ、もっさんなど。イベントのフェイスブックページあり。

 

 フェイスブック=水戸-浴衣でビアガーデン

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