【茨城再見聞】甘くて柔らか 「生」で味わって 水戸の柔甘(やわらか)ねぎ(JA水戸)
「おいしさを追求しています」と、園部さん(右)と横倉さん(左)

茨城再見聞

 「水戸の柔甘ねぎ」は、JA水戸のブランドネギ。辛味がほとんどなく、甘くて柔らかくて、生でもおいしく食べられる。5~6月が最盛期だ。

 軟白部分が約40㌢以上ある。これは、一般的なネギの1・3~1・6倍の長さ。曲がりが少ないことも特徴。「少しでも規格から外れれば、『柔甘ねぎ』としては出荷できない。選ばれたネギたちです」とは、水戸地区ねぎ生産部会部会長の園部優さん(63)。2018年には、地域の農林水産物や食品のブランドを守る農水省の制度・地理的表示(GI)保護制度に登録された。登録は全国で59番目。

 食べ方の一押しは、サラダ。柔甘ねぎを薄く長めの斜め切りにして、さっと水にさらしてから、カイワレ大根やキュウリ、水菜などと和えて、ドレッシングで。柔甘ねぎを小口切りにして、かつお節としょうゆで和えるだけの「おかか和え」もおすすめ。「ご飯にのせると、いくらでも食べられます」とは、副部会長の横倉睦郎さん(57)。

 販売は、食彩館セイブ、水戸市渡里町の渡里地区農産物直売所わたまるなどで。問い合わせは、JA水戸予冷センター☎︎029・252・2525。

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