東京オリンピックレスリング女子フリースタイル50㌔㌘級金メダリストの須崎優衣選手を招いたレスリングスクールがこのほど、大子町大子の県立大子清流高校格技場で開かれ、大子ジュニアレスリングクラブほか県内3団体から幼児から中学生まで20人が参加した。
同町レスリング協会設立55周年記念の一環で、コロナ禍からの復興への願いも込めた。
須崎選手は、一人一人に優しく声をかけながら指導。スパーリングも行った。
須藤選手は、「子どもたちのがむしゃらな姿から、初心を思い出させてもらった」と感想を話し、だいご小6年の菊池典加さんは、「タックルのこつを教わった。試合で試して、オリンピックを目指します」と声を弾ませた。
主催した同協会会長の藤田貴則さんは、「金メダリストの言葉は、子どもたちに大きな衝撃になったはず」と話していた。