地元満載「こいこいカレー」 市観光物産館フードコートで提供(茨城・行方)
「霞ケ浦を眺めながら、味わって」と、中根さん(左)と新堀さん

 行方市玉造甲の市観光物産館こいこい内のフードコートで提供している「こいこいカレー」は、今春登場した新メニュー。トッピングした5種類の揚げ野菜のほかにも、地元産品を存分に使っている。「行方のおいしさが詰まっています」と、フードコートスタッフの新堀明美さん(45)と、店長の中根延枝さん(45)。

 トッピングする野菜は、同施設の直売所に納入された野菜を使用していて、現在は、カボチャ、サツマイモ、ナス、オクラ、ニンジン。どれも大ぶりにカットして、野菜のおいしさをダイレクトに味わえるようにした。

 ルーには、同市の沖洲地区で栽培されているタマネギと、市内産の豚肉をたっぷり使用。同館の直売所に納入しているタマネギ農家の家族で、キッチンカーの運営者に調理を依頼した。米も地元産だ。

 同館は、霞ケ浦沿いにあり、サイクリングを楽しむ人たちの休憩所としても親しまれている。霞ケ浦で獲れるナマズを使ったハンバーガー「なめパックン」や、コイを使った「鯉パックン」が人気だが、「ご飯ものもほしい」という声に応えて商品化した。

 1食800円。フードコートの営業時間は、平日午前10時~午後4時、土・日曜、祝日は午後5時まで。同館☎︎0299・36・2781。

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