駅前に「うみまちテラス」開店 住民にも訴求 町観光情報交流センター(大洗)
うみまちテラスの外観

 大洗町はこのほど、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線・大洗駅の隣に、町観光情報交流センター「うみまちテラス」をオープンした。観光案内、レンタサイクル、土産・ハンドメード品の販売、カフェの4つのコーナーで構成。観光客も地元の人も集える場となりそうだ。

 同施設の広さは約190平方㍍。観光案内所には「観光コンシェルジュ」が常駐。土産品は、町のブランド認証品、同鉄道の応援団「りんてつ応援団」のグッズなどのほか、絵はがきなど同施設のオリジナルグッズもそろえた。

 レンタサイクルは、電動アシスト付き自転車を15台用意。ひたちなか市釈迦町にあるひたちなか海浜鉄道那珂湊駅と相互乗り入れも可能だ。

 カフェ「うみカフェ」は、町内で開業を目指す人に出店機会を原則1年間提供する「チャレンジショップ」。町内の母親6人のグループが、地元産品を使った手作りマフィンなどを販売。「うみカフェソーダ」と「大洗の夕日ソーダ」(各350円、税別)は開店記念メニュー。同鉄道スタッフの“まかない飯”という「りんてつのまかないうどん」も提供している。

「うみカフェソーダ」と「大洗の夕日ソーダ」

「うみカフェソーダ」と「大洗の夕日ソーダ」

 

 「地元のものを使うなどして、季節に合わせたメニューを提供していけたら」と、カフェ代表の小野瀬とき子さん。

 当面定休日は設けず、営業時間は、午前9時~午後6時(カフェは午後8時まで営業)。

 

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう