天心創立「院展」の歩みたどる 県天心記念五浦美術館 再開記念展
木下千春「渦巻く」令和元年(2019)茨城県蔵(第25回天心記念茨城賞)

 企画展「現代院展のあゆみ 天心記念茨城賞受賞作品を中心に」が、北茨城市大津町椿の県天心記念五浦美術館で開かれている。6月6日まで。

 同館は、空調工事のために4月23日まで休館していて、今展が再開記念展となる。

 院展の名で親しまれている日本美術院は、1898年に岡倉天心が創立した美術団体。本県では1995年から、日本画家育成に貢献しようと、院展に「天心記念茨城賞」を提供してきた。今展は、これまでの同賞受賞作品に加えて、日本美術院を支えた横山大観、片岡球子、平山郁夫などの日本画計約40点を展示する。

 入場料一般630円、70歳以上310円、高校、大学生420円、小中学生210円。月曜と5月6日は休館(5月3日は開館)。同館☎︎0293・46・5311。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう