
神栖市大野原のアートホテル鹿島セントラル内の中国料理店「桃鹿楼(とうかろう)」は、夏限定で4種類の「涼麺」を提供している。一押しは、「海鮮涼麺」(3000円)。エビ、ホタテ、イクラ、タコと、夏野菜を添えた豪華な一皿。
具材にはホテルならではの一手間を加えている。大ぶりなホタテは、軽く湯通しして味を引き締める。タコは地元産の「鹿島たこ」を使用。さっとゆがいて、青山椒を使ったオリジナルソースでマリネすることで、全体の味のアクセントにした。
麺は全国から8種類を取り寄せ、味、食感、のどこしなどを考慮して1つを選んだ。
たれは、麺とは別に、しょうゆとごまだれの2種類が添えられていて、好みでかける。しょうゆだれは、昆布だしがベースのあっさり味。ごまだれは、紅茶を加えていて、香り高い。
「ホテルという非日常の空間で、特別感を存分に味わってほしいと考えた一皿。自分たちも楽しんで調理しています」と、同店デピュティマネージャーの木代正さん(57)。
◆
涼麺の提供は9月15日まで。夜も提供している。ランチは午前11時半~午後1時45分ラストオーダー、ディナーは午後5時~9時ラストオーダー。月曜定休。同ホテル☎0299・95・5522。