市出身の香川敬三を紹介 市文書館のエントランスで資料展(茨城・常陸大宮)
高村さんと、展示の様子

 常陸大宮市北塩子の同市文書館のエントランス(玄関)で、明治天皇妃に近侍し、江戸から明治への転換期の皇室と皇后を支えた同市出身の香川敬三(1839―1915年)を紹介する展示「香川敬三の手紙Ⅲ」が行われている。12月26日まで。

 「敬三は、故郷を離れても、故郷を思う気持ちがとても強かった人」と、展示を担当した高村恵美さん=写真。敬三は水戸藩出身者で、同藩出身者の中では異例の栄進を遂げたが、郷土への貢献も忘れなかった。故郷に学校や道路を整備するための資金や、「香川金」と呼ばれた基金の提供、旧水戸藩士の顕彰や資金援助を行うなどした。

 展示は、そんな思いや功績を、筆まめだったという敬三の自筆の手紙をもとにひもとくシリーズの3回目。今回は、新たに発見された敬三と、娘の志保子の書簡17通を展示している。

 期間中の日曜の午前10時と午後2時から各40分は、高村さんが展示解説を行っている。

 入場無料。午前9時~午後4時半。月曜、祝日休館。同館☎︎0295・52・0571。

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