ブドウは最高の出来栄え ぶどう部会が品評会開催(茨城・常陸太田市)
真剣な表情でブドウをチェックする審査員

 常陸太田市のブドウ生産者で組織するJA常陸 常陸太田ぶどう部会(本多孝文部会長、会員45園)はこのほど、今年収穫されたブドウの出来栄えを審査する「常陸太田ぶどう果実品評会」を、同市山下町の県常陸太田合同庁舎会議室で行った。

 出品されたのは、巨峰と常陸青龍の計77点。常陸青龍は同市のオリジナルブランド。それぞれ種の有無で別部門に分けられて、計4部門で審査が行われた。

 審査員は、栽培農家のほか、県北農林事務所、県農業総合センター園芸研究所果樹研究室のスタッフら。糖度のほか、色づき、粒数、重さなどもチェックした。上位に入ったブドウの生産者は、11月に表彰される。

 本多部会長(58)は、「これまで以上に甘く仕上がった。ぜひ産地に足を運んでほしい」と自信を込めた。

 同ぶどう部会の45園は現在、ブドウ狩りなどが楽しめる観光ぶどう園をオープンしている。ブドウは、同市内の直売施設のほか、各農園で販売されている。

 

 

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