高萩市の山間部にある小山ダムにこのほど、キャンプをはじめとしたアウトドア活動を楽しめる施設「はぎビレッジ」がオープンした。
同市が主催で、常陸太田市の竜神大吊橋周辺でもアウトドア活動のサービスを行っているストームフィールドガイドが運営。同ダムは、北茨城市のJR磯原駅近くに流れ行く大北川の上流部にあり、県内のダムでは最大の大きさだ。
主なアウトドア活動は、グランピングと、ダム湖でのカヌー、カヤックなど。グランピングは、常設の快適なテントで行うぜいたくなキャンプ。同施設は、食材も備えていて手ぶらで楽しめる。
湖面での活動では、ダムのスケールの大きさと、自然の奥深さを体感できる。
オールをこぎ始めて間もなく見えるのは、幅462㍍のダムの巨大な堤。上流部に向かうにつれて湖水が透明度を増して、湖底が透けて見える場所もある。湖畔の岸壁には、カワセミの巣が見つかった。
グランピングは、中学生以上は1泊2食と湖面での活動1つを含めて1万4000円。カヌーは中学生以上6500円。同施設☎080・9175・0217。