海外登山まとめた著書配布 県山岳連盟副会長の椎名さん(茨城)
「続・アンデスの山と旅」

 県山岳連盟副会長で、高萩市の椎名正明さん(72)は、昨年に自費出版した著書「続・アンデスの山と旅」(B6判、378㌻)=写真=を、希望者先着40人に配布している。同書は、海外登山の記録を中心にをまとめた内容で、「海外の山に興味を持つ人に少しでも読んでもらえたら」と、椎名さん。

 椎名さんは、26歳の時、南米各国を7か月半にわたって旅したのを機に、登山の魅力を知った。54歳で早期退職し、2008年には、県山岳連盟の「ペルーアンデス登山隊」の隊長として、南米ペルー・チョピカルキ(6354㍍)などの登頂を果たした。

 同著には23の海外登山・トレッキング記録を収録。韓国の雪岳山、ベネズエラのギアナ高地、タンザニアのキリマンジャロなどが含まれる。登山した時期は、2009年から11年間。白馬岳や奥穂・前穂高岳など、国内の登山の記録も収録した。

 登山コースのほか、行動記録が日記のようにつづられていて、臨場感がある。写真も多用されている。

 椎名さんは、2006年にも、26歳の時の南米各国の旅をまとめた本「アンデスの山と旅」を自費出版している。

 希望者は、椎名さん(☎︎080・9552・3838)へ連絡を。郵送にも対応する。

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