奄美大島の動植物がテーマ あみぐるみ展 常陽史料館(茨城・水戸)
制作期間約1年の作品「サンゴ礁」

 あみぐるみ作家「ぽぽぽ本舗」として活動するひたちなか市の河本珠美さん(44)の作品を展示する「ぽぽぽ本舗 あみぐるみ展」が、水戸市備前町の常陽史料館で開かれている。入場無料。9月18日まで。

 展示は、河本さんの出身地・奄美大島に生息する魚や動植物などをモチーフにした約60点。全長約4㍍のリュウグウノツカイ、海の宝石といわれる美しいウミウシ、特別天然記念物で絶滅危惧種のアマミノクロウサギなどが並んでいる。

 故郷を離れてから、奄美大島に希少な動植物が多いことを知ったという河本さん。保護活動の一助になればとの思いから制作のモチーフの一つとしていて、リアルな表現を心がけているという。

 展示「魚群」は、体長6㌢ほどの手編みの魚約2800匹を天井からつり下げたもの。全国の作家仲間100人の協力で表現したという。

 月曜と、8月14、16日は休館。午前10時~午後5時45分。同館☎︎029・228・1781。

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