
「夏休みの出来事、思い出」をテーマにした第41回チビっ子夏の絵コンテストの審査がこのほど行われ、幼児、小学校低学年、同高学年の3部門で、最優秀賞1点、読売茨城タウンニュース社社長賞1点、優秀賞2点、佳作6点、奨励10点、全作品の中から読売新聞水戸支局長賞1点の計61点が決まりました。
応募数は、幼児の部898点、低学年の部1216点、高学年の部832点の計2946点。作品の題材は、花火をしたり、祭りや動物園に出かけたりと、夏休みの楽しさを伝えるものが多くありました。大阪で開催中の大阪・関西万博に出かけた作品もありました。
特別審査員の三好義章さん(元ひたちなか市立前渡小校長)と飯村敏江さん(元水戸市立国田小教諭)は、作品を1枚1枚、熱心に審査しました。「描く題材は、日常の、一見つまらない場所に隠れている。自分なりの感動を信じて描いて」と、アドバイスしています。
下に、最優秀賞から佳作までの作品を紹介します。入賞者の年齢は応募時のものです。敬称は省略しました。
最優秀賞(各部門から1点選出)
〈幼児の部〉
「にこにこひまわりちゃん」
鈴木陽葵(5歳)水戸市・茨城大学教育学部付属幼稚園
【本人コメント】ヒマワリ畑と、仲良しのお友だちを描きました。いろいろな色を使って絵を描くことが楽しくて大好きです。 【講評】ヒマワリの黄色が鮮やか。線にも勢いがあり、元気に咲いている様子が伝わってきます。背景を白くしたことで、ヒマワリの色が際立ちました。
〈低学年の部〉
「なまでガブリッ! とうもろこし」
井上叶渚 水戸市・浜田小2年
【本人コメント】道の駅で、大好きなトウモロコシの収穫体験をしました。その場でガブリとかぶりついてみました。歯がよく描けたと思っています。 【講評】トウモロコシの茎の様子や実の付き具合など、よく観察して描いています。色も工夫して作っていますね。立体感が出ています。
〈高学年の部〉
【本人コメント】おばあちゃんちで流しそうめんをしました。おいしくて、楽しくて、思い出に残ったので描きました。完成までには1週間をかけました。 【講評】奥行きのある構図で、現場の臨場感が感じられます。そうめんはおいしそう。背景もよく観察できています。
読売新聞水戸支局長賞(全応募作品から1点選出)
【本人コメント】道の駅でかき氷を食べたときのことを描きました。かき氷は、タオルに絵の具をつけて、ポンポンとたたいて描いてみました。 【講評】女の子の、斜めになった肩の動きから、かき氷と格闘している様子がよく表現されています。左の人は、かき氷の冷たさに、頭がキーンとなっているのかな。かき氷はとてもおいしそうです。
社長賞(各部門から1点選出)
〈幼児の部〉
「ひまわりばたけにいったよ」
高崎瑞葵(4歳) 水戸市・赤塚幼稚園
〈低学年の部〉
「かっこいい! キツネのまい!」
後藤実輝 水戸市・リリーベール小2年
〈高学年の部〉
「家族で行ったよ、夏の富士山」
小茂田結仁 水戸市・浜田小4年
優秀賞(各部門から2点選出)
〈幼児の部〉
「カブトムシつかまえた」
宇田陸人(5歳) 水戸市・千波保育園
「みんなであそぼうよ」
飯村穂乃香(4歳)水戸市・渡里幼稚園
〈低学年の部〉
「かぞくでひまわりばたけにいったよ」
高崎陽翔 水戸市・緑岡小1年
〈高学年の部〉
佳作(各部門から6点選出)
〈幼児の部〉
「むしとりしたよ」
江幡聡悟(5歳)水戸市・ヴィクトリアナーサリー
「スーパーボールたくさんとれたよ」
小出彩弥香(5歳)水戸市・茨城大学教育学部付属幼稚園
「プール、たのしーい」
小池梛月(5歳)行方市・玉造第三保育園
「家族で花火をしたよ」
才川瑞葵(6歳)行方市・玉造第二保育園
「さんばしをわたったよ」
小沼菜乃華(5歳)潮来市・認定こども園しらほ園
「はじめての発表会」
大塚梨楽(5歳)水戸市・茨城大学教育学部付属幼稚園
〈低学年の部〉
「流しそうめん、ときどきあんず」
清水柚花 水戸市・リリーベール小2年
「7がつ20にちわたしのたんじょう日会」
川崎円佳 水戸市・五軒小1年
「みんながえがおな夏まつり」
吉元琴音 ひたちなか市・長堀小3年
「アジアぞうとどろんこあそび」
栗原凜子 水戸市・双葉台小3年
「あながあいたけどスーパーボールがすくえた」
芝田奈緒子 水戸市・鯉淵小3年
「ゆめのようなひよこのせかい」
芝田悠平 水戸市・鯉淵小1年
〈高学年の部〉
奨励賞はここから
コンテスト概要 【テーマ】夏休みの出来事、思い出 【募集対象】本県在住の幼児と小学生 【主催】よみうりタウンニュース(読売茨城タウンニュース社) 【後援】県教育委員会、読売新聞水戸支局 【協力】報知新聞社、読売茨城広告社、茨城読売IS、読売旅行茨城営業所 【協賛】東海馬事苑、イワマ接骨院(水戸・日立・多賀)、鹿島自動車ガラス、那珂湊ロータリークラブ、イソザキ株式会社、バイリンガルキッズ、幸田商店、社会福祉法人清順会(順不同)