高萩市安良川の八幡宮の境内で、約250個の風鈴が涼しげな音を響かせている。それぞれの風鈴には、参拝者らが願い事を書いた短冊がつり下げられている。
同神社禰宜(ねぎ)の鈴木誠人さんが、3年前に始めた企画で、風鈴は「願い風鈴」と呼ばれている。風鈴が取り付けられているのは、高さ2・7㍍、幅3・2㍍、長さ6㍍のトンネル状の空間。鳥居から拝殿へ向かう場所にある。短冊には、新型コロナウイルスの早期終息への願いも書かれている。
鈴木さんは、「神社としても、多くの願い事が結ばれることを切に願うばかり」と話していた。
願い風鈴の短冊は、初穂料100円でもらえる。8月31日まで。