
写真の撮影者ではなく、写真のプリント技術者が主役の写真展「ホワイトアース写真展~私が好きな風景」が7月20日から、東海村舟石川駅西の東海ステーションギャラリーで開かれる。
主催は、白土斎さん(63)。白土さんは、42年にわたって写真の現像所に勤務。現在はプリントアーティストとして活動している。プリントアーティストは、プロカメラマンなどの専属スタッフとして活動する仕事。
展示作品はすべて、白土さんがプリントしたもで、A2サイズサイズが計30枚。撮影者は、白土さんと知人ら。知人の多くは、二科会写真部の会員、会友など。被写体は風景が中心だ。
プリントする人の目線で重要視しているのは、作品の持つ臨場感を、より高めること。
展示作品の1つで、北海道美瑛町で雪景色を被写体にしたものでは、静けさや雪の冷たさも感じられるように仕上げた。
26日まで。開場は午前10時~午後6時(26日は同3時まで)。入場無料。白土さん☎090・9682・3132。