50年前のタイムカプセル 佐野小 当時の児童ら200人の前で開封(茨城・ひたちなか市)
タイムカプセルに収納されていた品々を見る参加者ら

  ひたちなか市立佐野小学校(小林健一校長)でこのほど、50年前に埋められたタイムカプセルの掘り起こし式典が行われ、当時の在校生や現在の児童など約200人が参加して、にぎわった。

 タイムカプセルは同校の創立100周年の記念事業で埋めたもの。掘り起こし式典は、創立150周年記念式典実行委員会(西連地高志会長)が主催した。

 埋められていた場所は、校舎前の植え込みの部分。収納されていたのは、絵画や寄せ書き、佐和・勝田駅発の時刻表、カレンダーなどさまざま。出てきた品物は体育館に次々に広げられた。

 自身の習字の作品を見つけた小泉実千代さんは、当時5年生。「書いたことは忘れていたけれど、手元に戻ってきてうれしい」と喜んだ。

 西連地会長は「中身に関する情報が全くない上に、コロナ禍により委員会発足が遅れた。みんなの力で無事に開封できて、本当によかった」と、笑顔だった。

 開封した中身は、来年3月まで保管する予定。同小は対象者に引き取りに来るよう呼びかけている。同小☎029・285・0347へ。

 

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