神奈川・箱根町の成川美術館の近代日本画コレクションから、花を描いた作品を紹介する企画展「箱根・芦ノ湖 成川美術館コレクション展～花愛でるこころ、恋の詩（うた）とともに～」が４月２７日から、北茨城市大津町椿の県天心記念五浦美術館で開かれる。
展示は、花の画家として人気を博した堀文子、艶やかな花と女性の表現で知られる森田りえ子など、１７作家による４５点。屏風作品など、大作が中心。名木をモデルにした作品から、名もなき野草を描きとめたものまであり、多様な視点も楽しめる。
５月２２日と６月４日の午後１時半からは、担当学芸員による作品解説を行う（各定員５７人、当日午後１時から整理券配布予定）。
会期は６月２６日まで。入場料一般７３０円、７０歳以上３６０円など。月曜休館（５月２日は開館）。同館☎︎０２９３・４６・５３１１。
