現代美術作家の渡辺おさむさんの「スイーツデコアート」の展覧会「渡辺おさむ お菓子の美術館」が、笠間市笠間の笠間日動美術館で開かれている。９月２４日まで。
渡辺さんは、２００３年に東京造形大学デザイン学科卒業。樹脂などで精巧にお菓子を表現しデコレーションする「スイーツデコ」を芸術作品として制作する第一人者。海外でも人気が高く、作品集や著書も出版されている。
展示は、美術の名品をスイーツデコレーションしたシリーズが中心。チョコレートでデコレーションされた尾形光琳の「紅白梅図屏風」や、クレープで表現されたフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」など。
全長１０mの「お菓子の水族館」、３mの「お菓子のメリーゴーラウンド」などの作品も楽しめる。
８月２６日、９月２３日の各日午後２時からは、渡辺さんによる「ギャラリートーク」を行う。
入館料大人１３００円、６５歳以上１０００円など。月曜休館（９月１８日は開館し、翌日休館）。同館☎０２９６・７２・２１６０。
