大子町町付の通信制高校・ルネサンス高校の生徒4人がこのほど、「学校給食に使ってほしい」と、手作りしたみそ15kgを同町に寄贈した。同校で栽培した米を使って仕込んだもの。「手作りみそのおいしさで、ほっとしてもらえたら」と、3年生の増子朋花さん(18)。
同校では、地域交流や、町の文化にふれることを目的にした課外活動の一つとして、米や茶の栽培に取り組んでいる。
みそ作りもその一環で、今年初めて行った。みその製造は、町内の農作物加工直売所「だいご味ランド」の協力を得て行った。
同町の松本成夫教育長(73)は、「町内でもみそを手作りする人は少なくなった。みそは食の原点。みんなでおいしくいただきます」と、感謝した。