那珂市古徳の古徳沼でこのほど、同市戸の鳥獣センターで治療を受けていたオオハクチョウの放鳥が行われた。
放鳥されたのは、けがや衰弱などの理由で、昨年12月から今年6月までに保護され、治療を終えた4羽。野生のハクチョウが古徳沼に飛来したのに併せて放鳥された。
放鳥に立ち会った同市地域おこし協力隊、八子結奈さん(25)がオオハクチョウが入ったケージの扉を開けると、オオハクチョウは、ゆっくりと地面へおり、同時に鳴き始めた野生のオオハクチョウたちの輪に合流した。八子さんは「けがすることなく過ごしてほしい」と話した。