「メノツケドコロ」の企画展 30日まで県立歴史館(茨城・水戸市)
資料とともに、鑑賞ポイントを紹介している

 水戸市緑町の県立歴史館で開かれている「メノツケドコロⅡ―収蔵品の謎を解明せよ!―」は、歴史資料を鑑賞する際の注目ポイント“目のつけどころ”を、クイズ形式で学べる企画展。

 展示は、仏像、土器、刀剣、書跡、武具、古文書など、同館所蔵の56点。それぞれの資料には、「この仏像が左手に持っているつぼのようなものは何?」「この大書された一文字には、どのような思いが込められているのか」などと質問が書かれたミニパネルがあり、その答えを考えながら鑑賞が楽しめるようになっている。

 「目のつけどころが変わることで、鑑賞の楽しみが広がったらうれしい」とは、学芸課長の由波俊幸さん。

 7月16日午前11時からは、学芸員による展示解説を行う。

 会期は7月30日まで。入館料一般350円、70歳以上170円など。月曜休館(祝日の場合は開館し、翌日休館)。同館☎029・225・4425。

 

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