「夭折の画家たち」展 「笠間日動美術館」で10月(茨城・笠間)
中村彝「友の像」1912年 株式会社三井住友銀行蔵

 笠間市笠間の笠間日動美術館は、企画展「夭折(ようせつ)の画家たち―青春群像―」を10月1日から開く。開館50年記念展。

 日本近代美術の中で優れた作品を制作し、将来を嘱望されながらも若くして亡くなった画家たちの作品を紹介する。展示は、青木繁、関根正二、中村彝、村山槐多など16人の作品と、同時代の画家の作品計60点以上。遺書の言葉など、作家が残した言葉も併せて紹介する。

 同館長の長谷川徳七さんと、副館長の長谷川智恵子さんによる開館50年記念対談会「夭折の画家たちの絵との出会い」(10月8日午後2時)ほか、関連イベントもある。会期は12月18日まで。

 入館料大人1000円、65歳以上800円など。月曜休館(10月10日は開館し、同11日は休館)。同館☎︎0296・72・2160。

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