カラフルな毛糸の編み物で街中を彩るイベント「ヤーンボミングdeひたちなか」が12月から来年1月にかけて、ひたちなか市の昭和通りで開かれる。イベントで使われる、編み地を編むワークショップがこのほど、市内で開かれ、15人ほどが参加した。
ヤーンボミングは、街中にあるものを毛糸で編み包み、日常の景色を一変させようという世界的なアートプロジェクト。今イベントは、市誕生30年を記念した催しの一つ。運営主体は、同市などの編み物作家でつくる集団「あみもんどころ」。
装飾する対象は、交差点の街路灯の基の部分。JR勝田駅前から東石川1丁目までにある24基。15cm四方の編み地をつなげて包む予定で、必要な編み地は2000枚以上。
参加した市内の大貫妙子さんは、「編み物するのは久しぶり。無心になって編めた」と、笑顔。同集団代表の河本珠美さんは、「みんなの力を合わせて、ひたちなか市を華やかに編み包みたい」と話している。
次回のワークショップは、9月4日午前10時~午後4時、同市石川町の「ふぁみりこらぼ」で開催。参加対象は、かぎ編み経験のある人。申し込み、問い合わせは、同集団へメール(amimondokoro@gmail.com)で。